【弱点保険カイリュー】はねやすめという選択肢
【Weakness Policy Dragonite】Choice of Roost
今回は弱点保険の羽休めという選択肢についてちょっとだけ考えます。
弱点保険カイリューは主に二つパターンがあると思っています。
舞って強引に逆鱗するタイプのやつと、逆鱗しないでドラクロとか流星群とかしてガブに勝つタイプ。
前者は使ったこと無いのでよく分かりませんが、ドラクロ地震神速炎技の弱点保険カイリューを使ったことがあります。
じゃれつくから入ってくるマリルリを倒せたり、封じからから入ってくるステロ始動ポケモンやガッサを起点に出来たりと、とっても使いやすい印象でした。ガブリアスが重たいパーティに浮いてるドラゴン枠を採用する場合に検討してみるといいと思います。
一方、浮いているゴツメや弱点をついてこない蜻蛉ルは非常に辛かったです。
辛いのが主に下のパターン。
1.ドラクロにゴツメマンを合わされたり先にステロをいれられたりして、次のサイクルで(弱点保険発動を前提とする)役割対象と対面する場合。
2.ミトムやボルトなどに蜻蛉ルされて(弱点保険発動を前提とする)ポケモンと対面する場合。
3.じゃれつくではなくアクジェから入ってくるマリルリ。
4.ドラクロ神速で落ちない自分より速いポケモンが弱点保険発動回避行動(これは無理)
ここでいう弱点発動を前提とする役割とは「下から殴ってくる弱点技持ちポケモンで、弱点保険が仮に発動すれば倒せるし、発動しなければ勝てないポケモン」を意味しています。
1と2に関しては最高打点で確定2のやつと対面した時に有効です。
カイリューが確定2でしかも上を取っているということは基本的には役割対象だったということをほぼ意味していることは簡単に理解が出来ると思いますが、この状況では相手がマルスケを失ったカイリューを一発で突破できる手段を持っていれば役割を果たせないことになってしまいます。
分かりやすい例としてミトムとめざ氷持ちのギルガルドを仮想敵としましょう
ミトムのボルチェンからめざ氷ギルガルドに繋いできた場合(パターンA)はミトムorギルガルドにドラクロを入れてギルガルドに通常地震を入れるだけでカイリューは倒れます。
めざ氷ギルガルドのめざ氷から入られた場合(パターンB)は地震でギルガルドを倒してからA+2の状態でミトムに対面することができ、カイリュー側がかなり有利な状況と言えます。
パターンAからパターンBになることはフルアタではありえませんが、羽休めを採用することで擬似的にパターンBを作ることが出来ます。
また、3に関しては、最高打点で確定3のやつと対面した時に有効です。
マリルリを例に取ると滝登りを打ったターンに地震が3分の1入り、羽休めがなければ地震が3分の1入ってオボンが発動してからじゃれつくで倒されるが、羽休めがあればじゃれつくを耐えて次のターンに地震で倒すことが出来ます。
このようにかなり限定的な状況では有りますが、羽休めを「回復しながら一回だけAを二段階上げるという積み技」と考えればちょっとだけ強いような気がしなくもないというお話でした。
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